昇降デスク(スタンディングデスク)とは本当に良いのか!?
昇降デスクで生活や身体にどんな変化が起こるのか?
欧米をはじめ、近年では日本においても健康志向の高まりに相まって「昇降デスク(スタンディングデスク)」というキーワードが注目を浴びているます。
オフィス、ホーム向けの家具を扱う各社メーカーから通販ショップ各社まで、それぞれオリジナル商品の開発や販売にも力を注いでいるという。
座る時間が長いと寿命が縮まってしまう!?
座った姿勢は一見身体への負担を減らし、膝や腰への負担を軽減しているかのように感じますよね?しかし、実はそこが落とし穴なのです。座ったままの姿勢を取り続けることで、血流不全による血液の乱れや詰まりを引き起こすこともあり、肥満・高血圧・糖尿病・心不全といった複数の疾患を引き起こすこともあるのだとか。
では、立つ時間を増やせば良いだけなのか?
実は、人間は立っているだけでもカロリーを消費していることから、椅子に座っている状態と立ったままの状態で1日3時間では、比べ物にならないほど効果に差が出るとイギリスのスポーツ医学では言われているのです。
1週間で5日、1日3時間を確保するだけで、年に10回フルマラソンを走ったのと同じくらいの効果を得ることができ、知らないうちにそれだけのカロリーも同時に消費しているということになる。
こうしたことからも、身体の基礎代謝が良くなれば血流改善・脂肪燃焼の効率アップ・肩こりや腰痛・頭痛・集中力アップといった健康面と生産性が改善されるというのです。
昇降デスク(スタンディングデスク)を簡単にご紹介
このように自分の身長や好みの高さに合わせ、自由に昇降できるデスクのことを昇降デスク(スタンディングデスク)といいます。
一般的には手動式・電動式・固定式の3種類が主で、オフィス向けかホーム向けかでもデザインや仕様・価格も大きく変わってきます。
価格だけで見れば固定式がダントツで安く、ホーム向けの商品も数多く扱われているという印象がありますが、固定ということはそれ以外の使い方が逆にできない、またはしずらいということにもなります。
価格と機能で見た場合、手動であっても昇降できる点は評価が高いと言えます。また、電動式に比べると価格も安価で魅力的ではありますが、人気なだけに手に入りづらく販売している場所が限られるということがあります。また、手動式で多いパターンとして、昇降させるのが面倒臭くなり、結局高いか低いかのどちらかのタイプでした使わなくなるという結末です。
機能と性能で見た場合、固定式や手動式には無い快適性と自由度の高さでストレスフリーな日常を体験できるでしょう。ボタン1つで重いデスクを簡単に上げ下げでき、身長や椅子に合わせて高さを微調整できます。車いすの方から老若男女問わず、導入したその日から快適に使用することができるのです。ただ、電動であるがために本体そのものはガッチリと重く電気を必要とするため、移動や模様替えの時には2人で行いつつコンセントなどの電源も考慮しなければなりません。
結局のところ家具を買い足す余裕なんてありません。
という方にも朗報です!
今あるデスクに乗せるだけで簡単に昇降デスク(スタンディングデスク)化することができる商品も続々。レバーを引くだけで軽々と上げ下げでき、スプリングの力で楽に高さを変えることができます。
まとめ
結局のところ、昇降デスク(スタンディングデスク)は健康のためにも使わないよりかは使った方が良いということなのでしょうか。普段運動をする時間があまり取れず、家の外にもあまり出ないという方にはおすすめですね。家の中で立ったまま作業するというシーンは食事を作る時くらではないでしょうか?
特に既婚男性でキッチンに立たないという方には効果的かもしれませんね。書斎でのひと時にでも立つことを意識するだけで、病気や死亡リスクを軽減できるのであれば見えない運動として取り入れてみてはいかがでしょうか。